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2009年2月

サラリーマンよ、競争戦略で生きのこれ!

サラリーマンの処世術で、ゴマスリ、一匹狼、他者追従などがあると思います。会社内を見回してみましょう!。いろんなタイプの人がいますよね。
マーケティングの世界でも、いろんな企業の行動パターンを大きく四つに分類することがあります。

それがコトラーの競争戦略というものです。
企業において地位に応じた競争戦略をについての理論です。(1)リーダー、(2)チャレンジャー、(3)フォロワー、(4)ニッチャーに分類して考えるものです。

(1)リーダー:競争相手の中で1位の地位を占める。他社をリードし、市場の規模の拡大をはかります。
(2)チャレンジャー:競争相手の中で2位/3位の地位を占める。シェアの拡大を狙って積極果敢にリーダーへ挑む。
(3)フォロワー:市場においてわずかなシェアしか有しいない。 リーダー企業に挑戦するのではなく追随する。
(4)ニッチャー:市場においてわずかなシェアしか有していな。 しかしながら、 特定の市場において強みを有している。

さて、社内を見渡してみましょう! 上記の4つのカテゴリーにほとんどの人が当てはまると思います。
例えば、部長なら、リーダー。その部長をライバル視している課長はチャレンジャー、部長に追従指定いるゴマスリ系の主任、一匹狼だが、技術力に優れるニッチャー。などなどです。

リーダーにゴマスリをしている腰巾着の人は、リーダーが変わったとたんに、窓際に追い込まれてしまった人がいました。また、ことあるごとにリーダーに楯突く人もいましたが、リーダーの権力(人事権)の前に左遷されてしまった例も見ました。
一方で、私はサラリーマン社会において、常にニッチャーの立場でやってきました。リーダーにゴマをする事なく、自分の強みを生かして活動してきました。結果として、リーダーが変わっても、動じる事なく、得意分野で成果を出す事で、他者よりも優れた成果をたくさん上げる事ができました。
最初から権力なんてないので、ニッチャーとして自分の勝てる分野に集中して、成果を上げる事に注力する事が必要だと思います。それが、生き残りに通じ、さらにはリーダーになる近道だと思います。
あなたは、どこにニッチャーとしてフォーカスしますか?

今日のポイント
・サラリーマンにもコトラーの競争戦略が適用できる。
・自分はどの地位で競争戦略を行うかよく考えるべき。
・常に強みを生かして、他者に左右されないニッチャーとしてポジションを確立すべき。
・ニッチャーで地位を確立してから、次の戦略を考える。

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内視鏡検査

先日、大腸の内視鏡検査を受けてきました。
約10mmの直径の内視鏡をお尻から入れて、盲腸まで検査しました。結果は特に問題なしでしたhappy02
検査自身よりも内視鏡検査を受ける前の腸の洗浄が、ちょっと大変でした。

前日、朝から検査食で過ごす。(グリコのエニマクリンというもので、とてもおいしかったです!)
前日、夜20時 下剤を飲む。 22時頃からトイレへ。朝まで5回程度トイレへ。
当日、10時から腸の洗浄剤2リットルを飲み始め。11時30分頃までに完全に飲み終わり。
その間、トイレに約10回。腸が完全に洗浄されました。
当日、14時30分頃に検査室に。麻酔を打たれる。横になって、恥ずかしいという気持ちを持つ前に、あれよあれよという間に、腸に内視鏡が入れられ、5分後ぐらいには盲腸へ到達。引きながら、腸内を検査。15時までに終了。その後、点滴を受けて、16時前に解放されました。

洗浄剤の2リットルが辛かったのですが、一緒に5人ほど受けた人がいて、話をしながらだったので、なんとか乗り切れました。(妙な一体感がありました....。)

昨年の夏は、鼻からの内視鏡で胃の検査を行いました。評判通り、苦痛なく行えました。

さて、技術の観点から
内視鏡は光ファイバー技術と小型のカメラ(CCD)技術の組み合わせです。さらに、小型のLED照明と組み合わせて、高精細な画像を見る事ができます。さらには超音波技術と組み合わせることで、表面から見えない部分の検査も可能になっています。それぞれ最新の技術を組み合わせて、全く新しい用途に展開されています。発明品としても素晴らしい応用商品です。
今後は、カプセルタイプの内視鏡がもっともっと使われるようになるように思います。
(小腸の検査をする時は、カプセルタイプでやりましょう!と言われました)
カプセルタイプの自走式内視鏡ができれば、任意の場所を見る事ができるので、便利になるはずです。
簡単に検査ができるようになれば、検査の敷居が下がって、病気の早期発見につながるはずです。

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サゴヤシの話

三重大学の江原先生の話を聞いてきました。
サゴヤシという熱帯の植物の利用に関してです。
簡単にまとめると。
・二酸化炭素の吸収量は多く、温暖化防止にも貢献。
・1本で約300kgのでん粉がとれる。食料としての利用、さらにエタノールに変換しエネルギー資源への利用。
・サゴヤシは未利用資源であること(トウモロコシのバイオエネルギー利用は食料不足をまねくためよくない)
などです。

日本にとってのメリットはでんぷんの輸入ぐらいのような気がしました。日本へのエネルギー輸入には不十分な気がしました。むしろ、熱帯の人々の生活向上に役立つような気がしました。

詳しくは以下のHPを
サゴヤシ学会:http://www.bio.mie-u.ac.jp/~ehara/sago/sago-j.html
三重大学生物資源学部:http://www.bio.mie-u.ac.jp/x/002-006/

農業分野への私自身の持つ技術の応用を模索していますが、このテーマにはいいアイデアが思いつきませんでした。自身の役割が果たせるようなテーマを模索し続けたいと思っています。


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面接のラブレター大作戦

私は2回ほど転職しています。転職の際に、履歴書を出すのは当然なのですが、さらに担当者(人事部)当てに手紙をつけていました。手紙を書く目的は、自分の詳細なアピールと受ける会社への想いを伝えるということです。これによって、他の面接者との差別化を狙いました。

効果がどれだけあったかは不明ですが、面接官の印象は悪くなかったようです。また、前の会社では入社後も手紙の中の一言に絡めた雑談が部長との間で何度かありました。部長はかなり一言が心に響いたようです。

また、大手企業の研究所では私の専門分野は募集をしていないにも関わらず、手紙を読んで面接をしてくれたところがありました。(最終的には、やっぱり分野が異なるという事で×になりましたが....)

学部生や院生からの就職であれば、面接官に手紙を書くという技は使いにくいかもしれませんが、博士課程の人や、ポスドクの人、転職の人には適した技だと思います。
手紙を書く際のポイントは、
・自分のアピールポイントを書く
・何を考えて生きてきたかを書く
・できるだけ謙虚に書く
・片思いの相手に書くように想いを文章に書く
です。
特に、手紙に感情を込めるというのは難しいのですが、効果的な事だと思います。
これから会社に応募する人は、ラブレター大作戦を展開してみてはどうでしょうか? happy01


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選択と集中 個人編

今回は選択と集中の個人編です。

景気が悪くなってきて、大企業でも正社員の削減の声が聞こえてきました。(私も人ごとではありませんが。(^-^; )
研究開発のマネジメントの立場で考えると、研究開発の現場で必要な人材は、他者に負けないほどの専門性を持った人間です。一方で、何でもできる人材は便利ではあるけれども、削減の対象になる可能性があります。当然のことですが、何もできない人、自分の頭で考える事ができない人は問題外です。

選択と集中を個人に当てはめると、技術分野をできるだけ絞って、自分はこれだという技術を持つ必要があります。まずは強い技術を自分の中に作って、そのれから横展開をはかっていくというのがいいと思っています。
禅問答のようになりますが、技術を深めていけば、いつの間にか横に広がるものです。私の例ですが、プラズマ物理を勉強していけば、半導体物理にもつながりましたし、固体表面の物理にもつながりました。そして、そのおかげで全く異分野の研究や課題解決(例えば工場の排ガスの問題、化粧品の開発、光学でバイス開発)などができました。

若い人には特に、他者に勝てるだけの技術の深みを持ってほしいと思っています。自分の能力を勝てる分野に選択と集中し、そこから横に広げるという人生戦略です。
昔から「芸は身を助く」といいますし....。happy01


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研究開発の選択と集中

ビジネスの世界で「選択と集中」という言葉をよく聞きます。研究開発のリソースに関しても、2000年以降(感じとして2004年ぐらいから)に選択と集中という言葉のもとで、研究テーマの削減が行われてきたようです。一研究者としては、研究テーマの削減には反対で、多種多様な研究があった方が、得られる成果やシナジー、成功の確率が上がると思っているのですが、経営の視点に立つと当然かなと思います。

中央研究所と呼ばれるところでは、「選択と集中」のもとにテーマが絞られてきました。しかしながら、経営の視点での「選択と集中」において、見逃しがちな観点があります。それは単にテーマを減らしただけで満足してしまい、技術の選択と集中が十分でないということです。このようなことは、私の知る一部の会社だけかもしれませんが....。(^-^;

現在は、研究開発の分野でも様々な技術要素があり、複雑化しています。その技術の部分での選択と集中をする必要があると思います。そして、どこまで選択と集中する必要があるかと言えば、「それによって、勝てるところまで」です。勝てる技術まで選択し、勝つ、そして足りない部分は勝てる技術をコアに広げる、あるいは他社との協業で進めるというのがいいと思っています。

テーマや分野に選択と集中するという考えに加えて、勝てるコア技術に選択と集中するというのが正しい方向性だと私は考えます。good


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アメリカ陸軍の「戦いの9原則」と研究開発と...

アメリカ陸軍の「戦いの9原則」は1921年に制定され今も陸軍で用いられているそうです。(福田秀人著:ランチェスター思考より)

1)目標:あらゆる行動を、明確で決定的な目標に指向せよ。
2)集中:緊要な時期と場所に戦闘力を集中せよ。
3)攻勢:主導性(イニシアチブ)を維持し、保持し、さらにこれを拡大せよ。
4)機動:戦闘力の柔軟な運用により、敵を窮地に陥れよ。
5)奇襲:敵をその準備していない時期、場所及び方法で打撃せよ。
6)指揮の統一:責任ある単一指導官のもとに努力を統一せよ。
7)簡明:完全に理解できる、明瞭で簡潔な計画と命令を準備せよ。
8)節用:非重点正面には、必要最低限の戦闘力を割り当てよ。
9)警戒:決して敵に予期せぬ利益を与えてはならない。

これらの原則を見てどう思われますか?
戦闘での原則だけではなくて、ビジネスや研究開発の現場、個人の生き方に置き換えて考えて見ると面白い気がします。あっ、若い人には合コンにも適用できますね〜。

研究開発の現場であれば、1)目標を明確にして、2)リソースを集中する。→当たり前のことですが....。研究している個人に当てはめると、何を成果にするか/目標にするかを明確にして、そのゴールに向かって自身の能力や時間を集中するという事になります。例えば5)の奇襲は他者の気づいていない新しいビジネスや研究/方法を進める、8)の節用に関しては、社内の無駄(と思われる)会議には極力参加しないということになります。

いずれの原則も様々なシーンに適用できそうですし、皆さん自然と適用しているような気がします。
おそらく最も重要なのは、自分が今どんな状況に置かれているかという事を正確に認識した上で適用する事だと思います。現状を戦いと思っていなければ、戦う必要ないですし....。

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ビジネスと正射必中

ビジネスや研究開発は「正射必中」に似ているなと思いました。(なお、私は弓道は全くやりません。)
この言葉の意味は、正しい射は必ず中(あた)るということです。

弓道において、的に中ててやろう、他者に勝ってやろう、格好をつけてやろうなどの欲を出すと、射は的に中らなくなるそうです。この意味は、ビジネス/研究開発の現場でも全く同じで、儲けてやろう、ライバルを蹴落としてやろう、部長に気に入られようなどの欲で進めると、いい結果が出ないような気がします。
そのような欲でビジネスを進めて一時的に儲かったとしても、継続して利益を出し続けるのは難しいのではないかと思います。

私の考える正しい心構えは、社会の役に立つようなビジネス/商品開発を考えるのが第一であると思います。(o^-^o)

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ビジネス環境の時定数

電気回路の専門の友人とメールでやりとりしていたら、「最近は時定数が短くなってきているから、会議の時間ももったいない」とのことでした。

時定数とは、(wikiより)
線型時不変系(LTIシステム)における1次の周波数応答を示す値である。物理的には、時定数はシステムが最終値の約63.2%に達するまでの時間を示す。  ということです。

要は、ビジネス環境の変化が激しく、様々な場面で判断するまでの時間が短くなってきているという意味で友人は使っていたようです。電気系の人には時定数という言葉がしっくりくるのでしょうね。私も大学は電子工学科だったので、納得感のある表現でした。
確かに、研究開発の現場でも、できる限りの情報を短時間で集めて、瞬時の判断、さらに場合によっては朝令暮改での方向転換が必要です。20年ぐらい前なら、悠長に会議をして、判断して方向性を決めるという事も可能だったかもしれませんが.....。

研究開発やビジネスにおいて、時間の流れをどうとらえるか、時定数が短い事を認識して、どう判断して、どう行動するかというのが、成功のポイントなのだなと感じました。happy01


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代替技術の罠

研究開発の現場で、代替技術の研究を選択する場合があります。ここでの代替技術というのは、既存の技術の置き換ようとする技術の事です。
例えるなら、ブラウン管テレビの置き換えが、プラズマディスプレイであったり、液晶ディスプレイであったりです。この場合は、それぞれ薄型という特長があり、プラズマは高速応答、液晶は低消費電力/高精細という特長が有るために存在意義が有ります。(ちょっと例が適切ではなかったかも)

一方で、研究開発の現場では表舞台に出る事のない、たくさんの代替技術が研究されては、消えていきます。
特に新しい技術や流行の技術に研究者は飛びつきやすく、その出口として、既存の商品の代替を考えます。しかしながら、代替というのは、よっぽどのメリットがないと既存技術の置き換えになりません。
ちょっとの(例えば20%)のコストダウンができるという程度では、メリットになりません。理由は、周りのプロセスやシステムを全くかえずに置き換える事が難しいからです。何らかのプロセスやシステム変更を伴う置き換えであれば、その部分に膨大な時間とコストがかかります。よっぽどスジのいい代替技術でないと置き換えは難しいと思います。置き換えることで、よほどのメリットがあれば別だと思います。

最初に上げた例ならば、キヤノンが進めているSED方式の薄型ディスプレイが、なかなか世に出てきこないのは、代替技術の難しさのためだと思います。仮に出たとしても、コストや性能で既存のモノ(PDP、LCD)との勝負に勝てるか疑問です。余談ですが、私はレーザーディスプレイに期待をしています。これは原理的には著しく色彩がよく、他方式よりも低消費電力になる(はず)からです。

液晶ディスプレイやタッチパネルに使用される透明電極材料にITO(インジウムと錫の酸化物)というのがあります。透明度や抵抗値、作りやすさ、信頼性において優れた材料です。約20年ぐらい前から代替の材料が研究されていますが、なかなか置き換えられていません。それは上記の理由からです。
ようやく、最近になって、インジウムの枯渇の問題があるため、真剣に研究がされるようにはってきていますが....。

研究開発を進める際に、代替技術があるテーマの場合、よほどのメリットがないと成功の確率が低くなります。テーマ選定の際には、注意が必要だと思います。途中で後悔しないように....。


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スジの悪い技術の罠

研究開発の初期には「差別化技術」という言葉が頻繁に用いられます。差別化技術と言うのは、他社とは異なる独自の技術のことです。この独自技術が、商品に優れた価値を与えてくれる場合はいいのですが、そうでない場合は、悲劇となります。

一見、差別性の源泉となりそうな技術なのですが、実際に開発を進めてみると、使えそうにもない。さらには、開発費が予想以上にかかる、などの技術が多くあります。このような技術はスジの悪い技術です。

研究開発の初期段階では、差別化という名のもとに、スジの悪い技術が選択されることがあります。そして多くの研究者が犠牲になっていきます(犠牲になるという意味は、仕事を進めても進めても、成果が出ないということ)。スジの悪い技術をいったん選択してしまうと、そのスジの悪さを補うために、より多くの開発が必要となったり、投資が必要になったりします。

差別化技術と言ったときに、商品にどれだけの新しい価値を与えるかということをよく考えないといけません。
新しい、あるいは他社とは違うだけで開発を進めてしまっては、成果のないまま中断する可能性があります。実際にたくさんの悲劇的なテーマを見てきました。shock
また、流行の新しいテーマだと、技術のすそ野が広がるまで時間がかかるため、開発にも時間がかかり、研究としては時期尚早となる場合があります。飛びつかなければよかったというテーマもあるのではないでしょうか?

なお、大学での基礎研究はスジの良し悪しはあまり関係ないと思います。商品を想定する必要がなく、将来は思いもよらない商品に使われるようになったりするからです。産業界は大学には目先の技術よりも先の技術の研究に期待しています。

スジの悪い技術の見分け方は難しく、それが差別化技術のように思えることがあります。そのため技術の目利き力が必要だと思います。目利き力についてはいつか整理して考えてみます。


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