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差別化技術の罠

「差別化技術を作れ!」、「差別化が必要だ!」などと社内で聞こえてきませんか?

差別化技術が簡単にできれば苦労しませんよね。
そんなときに「差別化技術=他者/他社と違う」ということにこだわってしまい、違いだけはあるが、筋の悪い技術を選んでしまう場合があります。(そんな、たくさんの例を見てきました)

差別化技術というのは、市場で他社より優位になるような技術を作るという事なのですが、他社と違うということだけにこだわってしまえば、とんでもない技術を選択してしまいます。差別化技術は商品を売るための(買ってもらうための)手段にすぎません。昨日の話同様に手段の目的化にならないようにしなければいけません。

たちが悪いことに、他者/他社がやっていないような技術は、上司が見ると(一般の技術者が見ても)斬新で新しいので、受けがいいのです。そのため、技術開発が行き詰まるまで、方向性の間違いに気付かないようです。

私の考える差別化技術とは、保有技術を極めていったところにあったり、強みの技術の延長線上にあったりするようなモノだと思っています。

今日のポイント
・差別化技術を作るのは容易ではない。
・差別化=他者/他社がやっていないことと考えると間違ってしまう。
・差別化技術の名のものとに筋の悪い技術を選択していないか、よく考える事が必要。
・差別化技術は新しいことが多いので、斬新なため上司への受けがよく進めやすいが、行き詰まるまでブレーキがかからない恐れがある。
・保有技術や強みの技術の延長線上に差別化技術がないかを考えよう。
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