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東京理科大がシリサイド系熱電変換素子を作製

京理科大学が、排熱発電向けの熱電変換素子を開発したと発表したとのこと。材料はマグネシウム・シリサイド(Mg2Si)から成る素子である。
ソース
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090403/168332/?ST=nano
(テックオンの登録が必要かも?)
http://www.tus.ac.jp/tlo/information/pdf/090323.pdf


熱電材料は熱を電気に変換する材料ですが、効率のよいBiTeやPbTeは希少金属であるTeを使っていたり毒性があるなどの問題があったのだが、MgとSiで効率が期待できる素子を開発したという意義は大きいと思います。
また、軽い元素を用いているので、応用の際のメリットになるかもしれません。

製造できるようになったポイントとして「プラズマ焼結法」と呼ぶ安全な製造プロセスで行ったと記載されています。この方法は約20年ぐらい前からあり熱電材料の開発に用いられていた方法です(私の友達も研究していました)。材料研究/開発というのは、本当に時間のかかるものだとつくづく思います。プロセスが開発され、そのプロセスの改良を進めながら、材料を開発する。息の長いテーマですが、このような研究は大学の先生の強い意志と忍耐があってのことだと思います。頭が下がります。

是非とも実用化してほしい技術です。good

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