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BMWのプラグインハイブリッドのコンセプトカーに熱電素子

BMW社がプラグインハイブリッドのコンセプトカーを発表したそうです。

Tech-Onよりhttp://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090831/174768/
ドイツBMW社は、プラグインハイブリッド車のコンセプトカー「Vision EfficientDynamics」を発表した。「M」シリーズ並みの高い動力性能と、小型車レベルの燃費・CO2排出量の両立を目指した2+2シーターのスポーツカーだ。ActiveHybrid X6」と「ActiveHybrid 7」に搭載するハイブリッドシステム「ActiveHybrid」の技術的な可能性を示すデモカーという。

中略

軽量化や空気抵抗の低減のほか、燃費を低減するため、排ガスの熱を利用して発電する「Thermo-Electrical Generator(TEG)」を採用した。金属ベースの熱電変換素子を用いて、温度差を電圧に変換する。「5シリーズ」に搭載して試験した結果、最大で 200Wの電力を発電できたという。

車に本格的に熱電変換素子が搭載されるようになったようです。関連記事として 2009/6/24 BMWと東芝 エンジン排熱発電開発へ
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200906240073a.nwc
といのがあります。

さらに、東芝関連の記事に、Tech-On「東芝,熱電発電システムで太陽電池に対抗」2008/2/15

東芝は,熱電変換素子を使って工場などの廃熱を電力に変換する発電システムを「nano tech 2008」で展示した。単位面積当たりの発電量が太陽電池よりも多い点を生かして,工場などへの設置を目指す。150℃以下の低温域の排熱を利用するために,熱電変換素子の材料としてBi-Te系を選択した。既存のBi-Te系熱電変換素子よりも特性を高めるために,電流方向に結晶方位をそろえている。具体的には,Bi-Teに微量のSeとSbを添加した後,一方向凝固法でp型とn型の半導体材料を製造した。材料の特性を示す無次元性能指数(ZT)の値は1.0〜1.1で,温度差100℃の場合の熱電変換効率は3.6%になる。

これらから考えると、BMWに熱電材料として実績があり、比較的発電効率の良いBi-Te系の材料が搭載されているかもしれません。あるいは、温度領域によって別の材料と組み合わせて使っているかもしれません。実際に特許を調べると東芝は、有害物質を全く含まないか極力低減した熱電材料の一つとして、MgAgAs型結晶相を有するハーフホイスラー化合物というのを使ったシステムでの特許を車用に出願しています(例えば【特開2009-081287】)。実際にどの材料がのっているか分かりませんが、最大で200Wしたとあるので、システムとしてかなりよいものだと思います。また、熱電材料の研究開発がもっと盛り上がって、よい廃熱利用法として確立することを期待します。good


参考URL:Bi-Teの自動車への応用のプロジェクト http://www.eccj.or.jp/thermoelectric/head-top.html


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