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最適化のワナ!

材料研究の場合、「最適化」という言葉でモノを考えない方がいいです。
若い人、時にはおじさん?も、報告資料に「今後の予定として***に関しては最適化する」なんて言葉を書いています。研究の初期段階で最適化を考える必要はないです。このような言葉を書いて、うまくいった研究はあまりないです。

ある装置で作ってモノができるのであれば、その条件の最適点を求めるのではなく、モノができるメカニズムや条件の普遍化が研究としては必要です。材料開発でも最適化する前に、普遍化してメカニズムから考える必要があります。

何かある条件がトレードオフの関係にあり、それぞれの間を取るという最適化は最もやってはいけないと思います。研究者であれば、トレードオフの関係を外すためにどうするか? それぞれがandが取れるようにするにはどうするかというのが仕事です。特に、結果の出ていない人・研究者の報告書の今後の予定に「最適化する」という言葉が多いです。逃げの言葉として使われているようです。

最適化が必要なのは、量産になって材料、装置やプロセスが決まってからで十分です。

今日のポイント
「最適化」という言葉を使うときには注意が必要
トレードオフや結果が出ない苦しさから逃れていないか?ということを考えるべし。
最適化をする前に、普遍化、メカニズムをよく考えること。


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