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2009年10月

LED照明の時代到来か?

電球タイプのLED照明が盛り上がっています。最近、NECライティング、日立ライティング、シャープ、東芝ライテック、パナソニック、三菱電機オスラムなどの各電機メーカーから続々と販売されています。
GoogleでLED照明とニュース検索すると今日現在3000件以上ヒットします。

価格がそれなりに安くなってきており、普及が始まる兆しを見せています。価格は、LED電球の価格を寿命で割った値が、従来の白熱電球と同等になってきているようです。白熱電球の値段が100円で1000時間ならば、電球型蛍光灯は1000円で寿命が6000~1万2000時間です。寿命が4万時間であるLED照明は4000円程度を目指す(になっている)ようです。
関連URL:http://diamond.jp/series/brandnew/10228/

LED照明をローソンに導入したり、LEDを用いた自動販売機が出てきたりなどの例も出てきているようです。海外ではバーガーキングにLED照明が導入されたという話も聞きました。メンテナンスが不要になりメリットがあるような部位への導入は比較的早く進むはずです。

LED照明のコンビニ導入に関する論文:
http://www.idec.com/jpja/technology_solution/tech_resources/pdfs1/HIS_2009_05.pdf

最近のフィーバーでLED照明関連の株価も上昇しているようです。
日本証券新聞より
http://www.nsjournal.jp/column/detail.php?id=181340&dt=2009-10-20

CO2削減の方向性からすると白熱電球や蛍光灯からLED照明へのシフトは今後ますます進むと思われます。コストの点でさらに下がると、一般家庭でも購入しやすくなるので、もう少し下がると爆発的にうれるのではないでしょうか。

今回は記載しませんでしたが、研究開発の現場では有機EL照明というのも盛り上がっています。こちらは、面での光源になたり、曲げることが可能なシート状のものができたりするので、新たな用途が広がりそうな技術です。
おそらく将来の照明の一つとなるはずです。

しばらくこの分野からは目が離せません。good

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あらゆるエネルギーを電気に変える

CEATECでもいくつか見てきましたが、よくまとまっている記事がありましたのでリンクします。

電気は“使う”から“作る”へあらゆるエネルギーを電気に変える最新技術
西坂 真人 @IT MONOist編集部 2009/10/19
http://monoist.atmarkit.co.jp/feledev/articles/eventrepo/21/ceatec_energy_b.html

この中で、ムラタ社のブースの紹介があります。
発電するものとしては、「圧電振動デバイス」、「エレクトレット」、「熱電変換素子」が示されています。
圧電振動デバイスや熱電変換素子はよく知っているのですが、「エレクトレット」というのは私にとってはなじみが薄いです。

テックオンの記事に開発者(これはオムロン)のコメントと共にのっています。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/FEATURE/20090623/172160/

オムロン社HPより
http://www.omron.co.jp/press/2008/11/c1111.html

原理をみると「発電は、二つの電極の対向面積が振動により変化すると、それに応じて静電容量が変わることで電流が取り出せる仕組みを利用する。」とあり、静電誘導での発電とあります。 
より詳しくは、このあたりの論文を読むとよいです。

http://www.akademik.unsri.ac.id/download/journal/files/u-tokyo/arakawa_9thPETS.pdf

オムロン社のHPより「応用例としては、検査が困難な橋梁など建造物の経年変化監視、電池交換が困難な車のタイヤ空気圧を監視するTPMS(タイヤ・プレッシャー・モニタリング・システム) 、および配線が困難な工場内のモータ等の異常振動や過熱監視などに、環境振動発電デバイスの応用が期待されます。」とあるように、

まったく新しい用途が考えられそうです。

新しい用途で特許を書いておけば、将来億万長者になれるかも!?


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直流コンセント

CEATECで複数の企業にて「直流コンセント」の展示がありました。

関連URL:
http://www.tdk.co.jp/ceatec/index.htm
http://www.tdk.co.jp/csr/csr04100.pdf
http://kankyomedia.jp/news/20091009_5224.html
http://panasonic-denko.co.jp/corp/news/0909/0909-16.htm

分散型の発電(太陽電池、燃料電池など)は発電した電気は直流です。現在は、直流で発電された物を変換して交流にして使っています。しかしながら、直流で動かしているPCや液晶などの装置(最近の電化製品でコンセントに大きなアダプタが付いているものはだいたいそうです)は、交流から再び直流にして動かしています。

これまでは
発電所(交流)→家庭(交流)→アダプタで変換→電化製品(直流駆動)
だったものが、
家庭用太陽電池(直流)→直流コンセント→電化製品(直流駆動)
となります。

効率の点では、
「交流から直流に変換すると一般的には70〜80%くらいの効率。まとめて変換すれば90%くらいの効率になる」(パナソニック)
とのことです。

私自身はこの技術に対して、待ってましたという感じです。約10年前に知人の技術者から、分散型の発電の時代になったときに直流コンセントが必須になると予想していると聞きました。そのときは、「へえ〜」と思ったのを憶えています。まさに知人が予想した未来が到来したので驚いています。

分散型の発電が広まり、またエコロジーの点、CO2削減点から、この分野の市場は大きくなりそうな気がします。直流コンセントだけではなく、分散型の発電機周りの技術開発が進みそうな気がします。good

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CEATEC2009 見学

CEATECに行ってきました。
興味のあるところにしか行かなかったのですが、以下のような印象を持ちました。

・家庭用のディスプレイは液晶の独り勝ち
 過去の展示ではPDPやリアプロ、OLED、SEDなどありましたが今回の展示では液晶中心にいろんなことが進んでいました。
・OLEDはニッチで生き残るかも
 三菱の超大型OLEDやソニーの有機TFT駆動のOLEDなどがありました。
・3Dディスプレイ時代の予感
 電気メーカー各社とも3D表示に力を入れていました。確かにいずれの展示も迫力の映像!
・太陽電池関係の技術展示が多い
 部材から太陽電池そのものまで、多くの展示がありました。これから市場が本格的に立ち上がりそうです。色素増感型がデザイン性が高く面白い商品になりそうな気がしました。
・LED照明の時代到来
 長寿命の点からLED照明が伸びてきているようです。大小さまざまなメーカーが参入していました。

初日のためなのか人はあまり多くなくいずれのブースも余裕をもって見ることができました。


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イグノーベル賞:ガスマスクになるブラジャー

ユーモアがあり、かつ意義深い科学的研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の授賞式が1日に行われ、素早くガスマスクに変えることができるブラジャーの考案者などに賞が贈られた。
「公衆衛生賞」を受賞したこのブラジャーは、イリノイ州ヒンズデールのエレナ・ボドナーさんらが考案し、特許を取得したもの。素早く2つのガスマスクに変えることができるため、ブラジャーを着けていた本人が使うほか、近くに必要とする人がいれば手渡すことができる。

ロイターニュース:
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-11773720091002
BBCニュース(特許図面あり):
http://news.bbc.co.uk/2/hi/science/nature/8285380.stm
イグノーベル賞公式サイト:http://improbable.com/ig/winners/

日本人も数々受賞しているイグノーベル賞(ドクター中松や、カラオケの発明、バウリンガル、たまごっち などなど)ですが、この発明はなんとブラジャーをガスマスクにするというものです。特許図面がBBCのサイトに載っていますが、それなりに説得力のある図面になっています。確かにマスクとブラジャーの形が似ていますので、ブラジャーの素材をガスマスク用の素材にすればいいですね。

思いもよらぬ組み合わせ、そしてこのユーモアが新しいイノベーションを生み出すような気がします。
「この程度なら、思いつくよ!」と思う方は是非とも挑戦しては・・・・。

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