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消費電力1/3のPDP (パナソニック)

パナソニック株式会社は消費電力を従来の1/3になるプラズマディスプレイの開発に成功したことを発表しました。
発表記事:http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn100107-7/jn100107-7.html

抜粋
「発光効率4倍」を達成した新PDPパネルは、当社が2008年に開発した「NeoPDPパネル」の発光効率2倍、2009年に成長させた「NeoPDPecoパネル」の発光効率3倍を更に飛躍的に進化させたものです。(全て07年パネル比)
新技術は、蛍光体や発光ガスなどの新たな材料開発はもとより、超高速駆動技術や適応型信号処理技術の開発による電力削減をはじめとする、放電/発光/光の取り出しに至るパネル発光の全プロセスにおいて、発光効率の大幅な向上を成し遂げました。これにより、「発光効率4倍」という驚異的な効率UPが図れ、42型フルハイビジョンタイプで消費電力(IEC動画基準)が、100W電球1個分相当となる「95W」の超・省エネ性能が実現できます。

これは、凄いことだと思います。
少し前の比較資料のようですが、PDPの方がLCDよりも若干消費電力が高くなっています。この技術で、PDPが一気に超低消費電力になるということです。
http://www.ric.co.jp/itkb/usugatatv_gazo/it_usugatatv_16-17.pdf
http://www.s-map.co.jp/plasmatv/difference.html

以前の常識では、画像性能(動画表示、視野角など)は、PDPが、消費電力はLCDが優れているとの認識でした。実際にPDPはヒーターだと言う口の悪い人もいたぐらいです、(ハイ、私です....)
しかしながら、技術の進歩でLCDは画像性能が向上し、PDPは消費電力を下げてきていますね。
現状の資料を見る限り、PDPの方が消費電力が低くなっている気がします。評価方法にもよりますが、LCDはバックライトが常時ONであるため、自発光のPDPの方が画素ごとの発光が出来るため有利になっているようです。LCDの方も、LED方式になり、LEDの発光効率の上昇とともに大きく消費電力を下げてくると思われます。これらの技術競争は目が離せません。

薄型テレビの方式の覇者はLCDで決まりと思っていましたが、PDPの技術進歩によりまだまだ戦いが続きそうです。3D表示の時代になると高速応答性能の点でややPDPが有利かもしれません。
PDPの市場の伸びがどうなるか楽しみです。 それにしても、日本では製造が大手はパナソニックだけになったのが残念です....。頑張れ!!!

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参考
NEDOプロジェクト資料
http://www.nedo.go.jp/iinkai/kenkyuu/hyouka/18h/13/4-2-13.pdf
http://www.nedo.go.jp/iinkai/kenkyuu/hyouka/21h/23/4-2-11.pdf

株式会社 次世代PDP開発センターHP
http://www.advanced-pdp.jp/

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