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有機薄膜太陽電池について雑感

太陽電池が熱いですね。
市場も過熱していますし、関連企業の設備投資も大きなものになっているようです。
国内出荷量は2009年は前年の2倍だそうです。
太陽光発電協会資料:
http://www.jpea.gr.jp/04doc01.html

さて、太陽電池の種類には有機材料型があるのをご存知でしょうか?
この中には「有紀薄膜太陽電池」と「色素増感太陽電池」というのがあります。
詳しくはWiki:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E9%9B%BB%E6%B1%A0

両方の材料とも低コストになる可能性があるのが魅力で、一生懸命に研究されています。
また、フィルム上への太陽電池形成も検討されています。
http://www.konarkatech.com/index.php/power-plastic/about-power-plastic/

課題としては、効率が低いことだと思います。いずれも実験室レベルで10%以下なので実用的にはSi系には及びません。また、耐久性も大きな課題だと思います。強い紫外線のある屋根の上に有機材料を10年以上設置して持たない気がします。

有機太陽電池が生き残るには、発電効率ではなく、デザイン性や使いやすさなどの訴求ポイントが必要だと思っています。単に低コストであるということで無機材料と勝負すれば、安かろう悪かろうになってしまいます。
使い方を新たに提案していくことが必要です。
使い方にあった性能を引き出す研究開発が必要だと思っています。是非とも頑張ってほしいです!

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