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ナノテクの夜明け?

先週、ナノテク展が東京ビックサイトでありました。残念ながら仕事の都合で行くことができませんでした。テックオンの記事を見る限り、ナノテクに関して技術の着実な進歩があり、これからブレークしそうな予感がしました。

気になった技術は以下です(いずれもテックオンから)。

ITO(透明導電膜)のアニール技術
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100219/180423/
従来はレーザーにてフィルム上のアモルファス材料を結晶化していたのものを、フラッシュランプにて同様の効果が得られるというもの。フィルム上にゾルゲル法や塗布法などで無機材料を形成して結晶化させることができるため、大面積かつ安価にできる可能性があります。様々な材料に適用可能で期待できます。

太陽電池の変換効率を上げるスペクトル変換
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100217/180339/?ST=nano
この技術は、短波長の光を長波長に変換するフィルムで、比較的長波長に吸収を持つ太陽電池材料と組み合わせることで変換効率を上げることができるというものです。この材料そのままで実用化されるかは?ですが、この発想でよりいいものが出てくるのではないでしょうか?

LEDの光取り出し効率をナノインプリントで向上
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100219/180430/?ST=silicon
LEDの光利用効率をナノインプリントで上げるというものです。1~5%上がるとのことです。LEDはこれから照明として大ブームとなるはずで、その効率がアップする技術なので期待大です。その技術の元がナノインプリントです。ナノインプリントの応用としていい出口を見つけたと思います。

他にもたくさんあるのですがこのくらいで。
今年は無理してでも行けばよかったと、後悔しています。crying

いずれの技術も、研究者の地道な研究の積み重ねだと思います。今年のナノテク展は、これまでの研究開発の苦労が少しずつ花開いている予感がします。2010年はナノテクのターニングポイントとなりそうな気がしています。

期待大!

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