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太陽電池の変換効率を10%改善、波長変換材料を開発

2月に行われたナノテク展で面白い発表がありました。

テックオン:
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100217/180339/
EE Times:
http://eetimes.jp/column/3752

Si系の太陽電池の上に波長変換材料を載せることで、短波長の光が長波長側の変換効率のよい波長にシフトするというものです。これによって、

「材料の最適化があまり進んでいない試作品でもすでに、単結晶Si太陽電池と組み合わせることで変換効率を9.9%引き上げることができた」。出力が100Wだった太陽電池と組み合わせれば出力が110Wになる計算だ。(EE Timesより)
「将来的には太陽電池の変換効率が5~10%向上する可能性がある」(テックオンより)

とのこと。
Si系の太陽電池はコストと効率の点で、現在開発されているCIGS系に将来的に劣る可能性がありますが、このような技術が完成すれば、Si系の太陽電池の競争力が大きく高まります。おそらく問題は、コストだと思われますが塗布技術等による大量生産の方法が開発されれば、安くできるのではないでしょうか。(材料費は気になりますが・・・)
これまで、ナノ粒子を用いた非線形光学材料は、LED用に研究開発されていましたが、太陽電池に応用できるとは!!! 私自身は目からうろこでした。

このような視点からの材料開発は、とても面白く、是非とも続けていってほしいです。また、このような視点は研究者として見習うべきだと強く感じました。good


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