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2010年5月

家庭用SEDテレビ開発凍結 (キヤノン) ・・・・・残念。

キヤノン、家庭用SEDテレビ開発を凍結 採算合わないと判断 とのこと。

ニュース記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1005/25/news035.html
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20100525_369269.html


SEDは動画性能、高いコントラストの特徴があり、2000年ごろには次世代の薄型ディスプレイの本命と言われていたのですが・・・・、こんな日が来るなんて、残念です。何年か前にディスプレイ展でキヤノンのブースに並んで見た事があります。そのときは、すぐにでも発売されるものと思っていたのですが。

噂では、製造の再現性が悪いとか言われていましたが実際のところはどうなのでしょうか。電子放出の部分の構造は再現性が悪そうで、確かにコストアップになりそうな構造です。

また、液晶ディスプレイに関係する技術、部材が著しく良くなり、コストも大幅に下がったので、競争力という点では厳しいのでしょうね。10年以上前は、液晶がここまで大型化されるとか、思いもよりませんでしたし・・・。

その点においてはPDPの将来も若干不安なものがあります。日本ではパナソニックが頑張っていますが、液晶に押されてどうなるか・・・、3Dをうまくチャンスととらえて伸びてほしいです。

キヤノンは強誘電液晶に続き、SEDでもディスプレイ分野で撤退となると、今後どうするのか? 有機ELをなんとかするのか? 気になります。また、真空の製造技術として買収したアネルバはどうなるのか・・・?(友人がいるので、気になります)

日本の大手メーカーには新しい技術にどんどん挑戦してほしいと思います。
これにめげずに、がんばれ!!!!


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シリコンバレーからの励ましの手紙

今日はちょっと自慢も入っている記事です。wink
ご了承を。

シリコンバレーで有名なベンチャーのCTOの方から感動的な内容のメールをいただきました。
私自身の宝にしたいと思っています。訳が適当かどうかわかりませんが、一部記載します。



君が目標もって行動することは素晴らしいことです。
君が自分自身を信じることができれば、目標を達成することができるだろう。
最も重要なことは、君が出会うすべての人と話をし、そしてその人から常に学び続けることです。
100万回、質問することを恐れないでください。
レストランウェイター、配管工、CEOへ話しかけてください。
君が本当に深く学ぶならば、最初は面白くないと思うとしても、すべては面白いものです。
ゴールを目指して学び続けてください。


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研究と開発のギャップ

先日、ある研究テーマに関して、その関連の商品を開発している方に新規テーマについて話をした。

以下のような議論が進みました。

私(研究者)
「このテーマは、大学の先生のアイデアで原理的には確認されており、当社の***に適用すれば大きな付加価値となります。是非とも検討に協力してください。」

開発担当者
「そのアイデアが実用化されている例はあるのですか? そもそも適用できるかどうかよく調べてから研究を始めた方がよいのでは?」

なかなか話がかみ合いませんでした。
開発担当者の方は、できるだけリスク低くすぐにできるものを求めており、私の方は原理的には大丈夫だけれども開発には2年ぐらいかかるようなことを提案しました。最終的には、私が作ったものを開発者の方で評価してくれるということにはなりました。

この手の議論は、いつも研究者と開発者の間であります。

研究者の方は、開発を無視したチャレンジングなテーマをぶち上げがちです。
→リスクは大きいが、リターンも大きい。

開発者の方は、既存の技術の組み合わせでリスク少なく商品開発をしたいです。
→リスクは小さいが、商品は確実にでる。価格競争に巻き込まれやすい。

研究者の方は、できるだけ開発や量産まで視野に入れて、テーマを設定する。初期の段階から開発者とよく相談して、トンでもテーマを避ける。
開発者の方は、安全策をとるだけではなく、チャレンジングなテーマをできるだけリスク少なくできるように協力して進める。

こんな感じで、相互に歩み寄って、よりいいものを作り上げることができればいいと思います。


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