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研究と開発のギャップ

先日、ある研究テーマに関して、その関連の商品を開発している方に新規テーマについて話をした。

以下のような議論が進みました。

私(研究者)
「このテーマは、大学の先生のアイデアで原理的には確認されており、当社の***に適用すれば大きな付加価値となります。是非とも検討に協力してください。」

開発担当者
「そのアイデアが実用化されている例はあるのですか? そもそも適用できるかどうかよく調べてから研究を始めた方がよいのでは?」

なかなか話がかみ合いませんでした。
開発担当者の方は、できるだけリスク低くすぐにできるものを求めており、私の方は原理的には大丈夫だけれども開発には2年ぐらいかかるようなことを提案しました。最終的には、私が作ったものを開発者の方で評価してくれるということにはなりました。

この手の議論は、いつも研究者と開発者の間であります。

研究者の方は、開発を無視したチャレンジングなテーマをぶち上げがちです。
→リスクは大きいが、リターンも大きい。

開発者の方は、既存の技術の組み合わせでリスク少なく商品開発をしたいです。
→リスクは小さいが、商品は確実にでる。価格競争に巻き込まれやすい。

研究者の方は、できるだけ開発や量産まで視野に入れて、テーマを設定する。初期の段階から開発者とよく相談して、トンでもテーマを避ける。
開発者の方は、安全策をとるだけではなく、チャレンジングなテーマをできるだけリスク少なくできるように協力して進める。

こんな感じで、相互に歩み寄って、よりいいものを作り上げることができればいいと思います。


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