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頑張らないで成果を上げる方法

小さい時から、成績、偏差値、順位などで競争をして生きてきた人が多いと思います。
私もそうでした。一昔前は、頑張って勉強して、一流大学、一流企業・・・・、というパターンが成功の近道のような言われ方をしていいたような気がします。しかし、このような生き方は、いつも競争して戦い続けなければならない、大変な生き方です。
私の場合、ある時からやり方を変えることで、比較的成果(研究者として)が上がるようになりました。
その考え方の紹介です。


A君は、学生時代、一生懸命頑張って成績を上げて、成績の上位になり、いい企業に入社しました。
その企業では、同じようなレベルの人ばかり集まっています。入社時のA君の成績は、真ん中あたり。
入社してから仕事を覚え、成果を出すために、サービス残業をして、血のにじむような努力をし、数年後にはなんとか成果を上げるようになりました。
成果が上がり注目を集めると、先輩ともライバル関係になりますし、優秀な後輩もライバルになってきます。
この中でさらに成果を上げるためには、もっと残業を、土日も猛勉強をしなければ・・・。
いつまでたっても、残業で自由時間がなく、息の抜けない生活です。最後には、精神的に参ってしまいます。

誰かと競争する、がんばって上位になるというのは、素晴らしいことですし、そのために勉強することはいいことだと思いますが、能力以上に頑張ってしまっては体がもちません。

私の場合は、企業の研究所でA君のように深夜まで仕事をして成果を上げようとしていました。しかし、体を壊してしまい、救急車で運ばれるてしまいました。(35歳の時です)
そのとき思ったのが、人と同じことをやるのではなく、自分の経験や勉強してきた専門を生かしてやっていこうと思いました。そのため、最初は依頼された仕事や、不得意な分野の仕事はできるだけ断るようにしました。そのため、当初はボーナスが落ち込みました(涙)。それと同時に、自分の得意分野で会社に貢献することを必死で考えました。得意分野なら、血のにじむような努力をしなくても、他者よりは負けない自信があります。
得意分野での研究提案、企画をいくつか立てて、そのプロジェクトを細々と(頼まれ仕事の合間に)進めていました。得意分野なので、徐々に社内の評判も上昇し、成果が上がるようになってきました。こうすることで、以前と呉べて圧倒的な成果を短時間であげられるようになってきたのです。

まさに、ピータードラッカーの「みずからの強みを知り機会をつかむ」ですし、ランチェスターの言うところの得意分野で戦うという意味で局地戦だと思います。

まとめ
・他社と同じ分野で頑張り続けるのは、消耗戦となる。
・不得意な分野で頑張るのはやめよう。
・自分の得意な分野は何かよく考えよう
・得意な分野で貢献することを考える。

頑張っていても成果が上がらない場合はぜひ一度、自分がどういう状況か考えてみてください。

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