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博士課程進学セミナー

某大学の工学部の博士課程への進学セミナーにパネラーとして参加してきました。学生の出席者は100人ぐらいと盛況でした。

セミナーの目的は博士課程というのも進路の選択としてありますよということを認知してもらうということです。

博士に対する私の経験、考え方はこちら
http://pro-engineer.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/post-a658.html

パネラーとして参加したのはOBの博士たちです。それぞれの進路としては、

・民間に就職、転職2回(私です)
・大学の助教から洵教授へ(任期あり)
・国内ポスドク、海外ポスドク、国の研究所(任期あり)
・国の研究所、高専の先生
・社会人博士、元の企業へ

という感じです。

いろんな人が話をされていましたが、博士というのは運転免許証のようなもので、研究者としてのライセンスだというのは納得感がりました。

私自身、企業は変わっても、似たような研究をずっとやっています。また、転職のときは明らかに有利です。

あとは皆さん英語はしっかりやっておいて下さいという方が多かったです。私自身も英語は苦手で苦労しているので、若い人にはぜひとも得意になってほしいです。ただし、研究ができなければなんにもなりません。

パネラーの方々の意見で私と異なっているのは、あまりお金に執着していないことです。私の場合は、研究もしたい、お金も欲しいということで、民間企業でやっています。一方で、任期ありの処遇でも研究ができるだけで満足されている方もいるようです。清貧という日本人のメンタリティーなのかもしれませんが、博士の方が待遇についてもっと考える必要があるのではと思いました。

企業にしても、国の研究所にしても、大学にしても人材が足りていないということでした。
応募してくる人は多いのだが、研究がしっかりできる人が少ないとのことです。若い人は是非とも腕を磨いておいてほしいです。

学生からも積極的に質問が出て、無事に終わりました。

結論としては、大学院の次の進路の選択肢として博士課程というのもあることが認知され、研究で生きていくなら必要だという話になりました。

最後に、私から学生さんへのメッセージとして「自分の人生は、自分の頭で考え、心で感じて、自分でコントロールしてください」ということを述べました。

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