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温泉×熱電発電の特許

最近、温泉での熱電発電の話題でこのブログに訪れる方が多いようなので、ちょっと特許を調べてみました。
特許庁のHPの公報テキスト検索での結果です。(2010年11月7日現在)

(要約+請求項:熱電発電)=459件
(要約+請求項:熱電発電)×(全文:温泉)=10件 

(要約+請求項:熱電材料)=613件
(要約+請求項:熱電材料)×(全文:温泉)=2件

上記のように、全文中に温泉というキーワードを含むようにすると大きく件数が減ります。
さらに、温泉というキーワードを請求項に含むものは、3件しかありません。

これからわかることは、熱電発電(材料)と温泉の組み合わせそのものは請求項になりにくい。すなわち熱電発電を温泉に利用するということ自体に発明性はなく、あくまでも全文の中で温泉にも使えますよ、というぐらいの記述であるということです。

一方で、ポジティブに考えると、熱電発電と温泉の組み合わせで、容易に考え付かないような、新しい効果や機能を言うことができれば特許になるかもしれません。


さて、技術的な印象ですが、熱電材料はいまだに効率が低いため、発電した電気で何か大きなものを動かすような用途には向きません。そのためあくまでも補助的な用途での利用が主となると思われます。材料発電効率アップが必須ですが、開発にもう少し時間がかかると思います。
同じ、地熱を利用するのであれば、地熱発電(Wiki)の方がずいぶん良さそうです。是非とも研究を進めて脱石油を目指してほしいです。

頑張れ日本の研究者!


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