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2011年11月

太陽電池ビジネスの行方は・・・?

中国の太陽電池ビジネスが曲がり角に来ているらしいです。

日経より
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C9381959FE0E1E2E5E28DE0E6E3E3E0E2E3E39790E0E2E2E2

過当競争で7-9月は7~9月全社赤字とのこと。

日本でも結構大変な状況らしいです。

産経記事より:競争激化のこと
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/111118/biz11111823240035-n1.htm

噂ですが、シャープは液晶が大変なうえ、太陽電池のコスト競争でかなり厳しいと聞いています。
さらに、景気の悪化もありSiの価格が下がっているそうです。

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1104&f=business_1104_183.shtml

そうすると、結晶系のSi太陽電池の価格が下がり、ソーラーフロンティア社が進めているようなCIS系の太陽電池の価格競争力がなくなってしまいます。ここも今はかなり厳しいと聞いています。

液晶パネルがそうであったように、太陽電池も日本の技術によるところが大きいのですが、海外に追いつかれ、コスト競争で負ける。さらに、その海外(主に中国)も景気の波と、自ら仕掛けたコスト競争でつぶれていく・・・。悪循環ですね。

日本がこの技術分野で勝つようなシナリオはあるのでしょうか・・・・。

テックオンの記事での提案
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20111122/201796/?P=1

上記の記事のように、確かに台湾との連携というのはあるかもしれません。

技術的には、より効率の良い太陽電池の開発(例えば量子ドット型)、より効率の良いシステムの開発を急いで、知財を中国、韓国にもしっかり出願していくような地道な方向性しかないのではと思います。
研究をいかに早く利益に結びつけるかが難しいところです。

研究者としても、環境問題とエネルギー問題を解決する技術ですので、是非とも頑張りたいところです。!!!good

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シャープ、化合物3接合型太陽電池で変換効率36.9%の世界最高値

久しぶりの更新です。仕事が忙しく、お疲れ気味でした・・・。coldsweats01

太陽電池のニュースです。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20111104/200533/?ST=energytech(テックオン:要登録)
http://www.asahi.com/digital/bcnnews/BCN201111040013.html(朝日新聞)


概要
シャープは、インジウムやガリウムなど2種類以上の元素からなる化合物を材料に、光吸収層をもつ変換効率の高い太陽電池「化合物3接合型太陽電池」で、世界最高の変換効率36.9%を達成した。


36.9%という変換効率は素晴らしいですが、研究レベルなのと、仮に実用化したとしてもこのままだと現状だとコストが高そうです。なんとも言えませんが、このまま実用化したら現状の太陽電池の2~3倍ぐらいのこすとになるのではないでしょうか。そうすると、(変換効率)/(コスト)で考えると現状のものと同じぐらいになります。
研究開発の方向性としては、いかにこの構造のものを安く作るかというのが実用化のカギになりそうえす。

Siウエハを使わないでガラスの上にできるようにする、高速に製膜できる技術を開発するなどが必要です。
記事には転写にてフィルム上でフレキシブル太陽電池にするというようなことも記載されていますが、フレキシブルで高効率な太陽電池はそれなりにニーズがあると思われます。

頑張れ日本のモノづくり!!!

good

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