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燃料電池と熱電のハイブリッド

久しぶりの更新です・・・。
このブログには熱電関係でヒットする場合が多いようです。
私自身は熱電材料の専門ではないのですが、学生のころから友人が研究していましたので、20年以上の熱電ウォッチャーです!

熱電材料そのものの改良はなかなか進みませんが、いろんな組み合わせで出口を模索しているようです。
その中で、このやり方はいいかなと思ったものをご紹介。

アツミテックは、展示会「イノベーション・ジャパン2013」(2013年8月29~30日、東京ビッグサイト)において、熱電変換素子と燃料電池を組み合わせた「シナジーセル」、およびそれを用いて作製した「排ガス発電システム」をオートバイに実装して出展した。

固体電解質形燃料電池は高温で動作し、効率が高いのが特徴なのですが、その高温の廃熱をうまく利用しているようです。このような組みあわせは、熱電発電の一つの解かもしれません。
ただし、燃料電池の普及も必要ですから、すぐにはというわけにはいかないかもしれませんが、面白いと思います。


http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20130830/300240/
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20130905/CK2013090502000085.html

続きには中日新聞の記事を添付します。

自動車部品メーカーのアツミテック(浜松市中区)が、四輪車や二輪車の排ガスを有効利用する発電システムの開発に成功した。二〇一五年に量産化のめどを付け、一七年ごろの市場投入を目指している。同システムの実用化にこぎ着けたのは国内で初めてという。

 排ガスを使った発電システムはこれまで、排熱を活用する「熱電変換素子」の技術研究はあったが、発電効率が悪いため実用化のめどは立っていなかった。今回は、排ガス中に含まれる水素や炭化水素、一酸化炭素などを燃料として使う「固体電解質形燃料電池」を、熱電変換素子と組み合わせることで発電の効率化を実現した。

 排ガスの中には、燃料の1~3%が未利用燃料成分として残っている。このシステムは、従来排出されていたこうした成分を燃料として回収する。

 開発本部の内山直樹次長は「捨てていたガスも熱も、拾えるものは何でも拾って活用する仕組み。車の走行に伴う無駄をエネルギーに変えている」とシステムの特徴を解説する。

 排気量四〇〇ccの二輪のエンジン排気口に同システムを設置したところ、排ガスエネルギーの2・5%を回収。ライトや制御部品などの電源となる四百ワットの発電ユニット並みの発電ができたという。従来、これらの電力を発電していたエンジンの負担が軽減でき、排気量一〇〇〇~一三〇〇ccクラスの普通車だと、燃費が3~5%改善できることになる。

 同システムは車だけでなく、工場などでの排ガスにも活用が可能で、応用範囲の拡大も期待できる。今後は耐久性や量産化に向けたコスト削減などを進めて製品化につなげていく計画。既に自動車メーカーなど数社の引き合いもあるという。

 今回のシステムは、独立行政法人産業技術総合研究所の研究成果を活用し、科学技術振興機構の委託を受けて開発した。

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