« 突然の解雇 | トップページ | 企業の立ち上がり~衰退までの経緯 »

古くて新しい熱電材料

このブログには「熱電発電」をキーワードに来る方が多いのでまた書いちゃいました!

熱電発電に関して、90年代以降様々な材料が開発されました。
スクッテルダイト系、クラスレート化合物、酸化物系などなど。

スクッテルダイト系の発見時にはちょうど学生だったときに周りが盛り上がっていたのを思い出します。
酸化物系に関しては、たしか超電導工学研究所での発見の流れだったような気がします。私も依頼されて初期の酸化物系の材料を評価しました。

さて、本題です。
先日、材料メーカーの方と話す機会がありました。
材料メーカーは国内のいろんなメーカーの材料を扱っているので何の材料のR&Dや量産化が進んでいるのかというのをよく知っています。
熱電材料に関しても最近は比較的多く出荷されているようです。

最近の流行りの熱電材料、その材料とは???


実は、BiTe系などの古いタイプのものとのことです。

新しいタイプの熱電材料の性能は旧タイプよりあまり進歩しておらず、安定性などで旧タイプが使われているようです。さらに、半導体デバイスの進歩によって、動かすものの消費電力が小さくて済むようになったため用途が広がってきたようです。

また、新しい製法も開発されており、より実用的になってきているようです。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/MAG/20140116/327764/?rt=nocnt


新しい材料でブレークスルーだ!!

とカッコよく言うのもいいですが、古い材料を新しい製法で、新しい使い方でという地道な研究開発も必要ですね。
温故知新ですね。

|

« 突然の解雇 | トップページ | 企業の立ち上がり~衰退までの経緯 »

技術情報」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1126219/55193175

この記事へのトラックバック一覧です: 古くて新しい熱電材料:

« 突然の解雇 | トップページ | 企業の立ち上がり~衰退までの経緯 »